Concept

コンセプト

Philosophy

五感で重なる、土地の記憶

若槻のブランドコンセプトは、「五感すべてでその土地の時間を喫する」。

その土地がもつ特有の時間——自然、文化、街並み——と、自分との境界が溶け合い、五感を通じて緩やかに繋がっていく。そんな感覚を、訪れる方に覚えていただきたいとの想いでコンセプトを練り上げています。

若槻は、土地の時間を感じる「インスタレーションアート」でありたい。そこから出発し、事業ドメインとしての宿泊業は後から決まりました。最初から正解やゴールを目指すのではなく、プロセスそのものを楽しんで頂きたい——そんな思想が、ブランドの根底にあります。

Our Story

承継の物語

島根県の山間にある小さな町、津和野。江戸時代から続く城下町の面影が今も残り、「山陰の小京都」とも呼ばれるこの場所。中心で300年にわたり酒を醸していた「橋本本店」は、後継者不在のまま時が止まっていました。

島根県の中山間地、吉田。かつて1400年にわたり「たたら製鉄」が営まれ、日本遺産にも認定されたこの土地で、地域の方々が設立された(株)鉄の歴史村が運営していた「ツーリズムの宿 若槻屋」。

若槻は、そんな両地域の建物と屋号を、それぞれの地域の方々からお預かりし、承継する形で始まりました。かつて地域に息づいた記憶を、目に見える形で残すため。そして、新しい記憶を積層していくために。

若槻は、過去・現在・未来をつなぐ舞台。土地に眠る何百年単位の文脈に徹底的に向き合い、過去を起点に100年先の未来へと、想いを紡いでいきます。

Values

大切にしていること

Heritage

記憶の承継

かつて300年以上にわたり酒を醸してきた津和野の橋本本店、吉田で地域の方々が運営されていた若槻屋。わたしたちは、これら歴史的建造物を承継する形で、地域に積み重なった記憶をいまの時代へと受け渡しています。

Land

土地との共鳴

土地に眠る何百年単位の文脈(コンテクスト)に徹底的に向き合うこと。食材は地域の生産者から、空間の手入れは地元の職人とともに。記憶の積層に、そっと自分たちを重ねていく——それが、若槻のあり方です。

Future

未来への紡ぎ

過去を起点に、100年先の未来へと想いを紡いでいく。若槻が掲げるのは、時空を超えた「インスタレーションアート」としての宿泊体験。訪れる方々の一瞬一瞬が、新しい記憶として、この土地に重ねられていきます。